『戸工創立80周年記念式典挙行さる』

 去る11月10日、紅葉のまぶしい秋晴れの佳き日に、新築なった体育館で、たくさんのご来賓をお迎えし、標記の式典が挙行されました。
 一部式典では、校長式辞のあと県教育委員会等のご挨拶があり、約50分の式典が粛々と進みました。第二部の生徒研究発表では建築科3年生の「地域に根差したものづくりとボランティア」のテーマで発表がありました、この取り組みは十数年継続されており、今回は戸畑区内の保育所等に幼児用の木製ベンチを、また同じく区内の特養施設等へ木製フラワースタンドを寄贈したものです。いずれも寄贈先から大変喜ばれており、ご来賓の方々からも熱い拍手が送られていました。

 さて、第三部は、機械科昭和49年卒業の「露の団四郎師匠」による記念講演。演題は「我が落語人生~働きは最上の喜び」前半の20分は在校生へ就職してからの心の持ち方などを話され、就職したての頃は何をしたらいいか解らない時がある、その時は「整理整頓」をやりなさい!ナルホドナーと思った。後半の20分は本職の落語、お題目は忘れましたが、あぶく銭をつかむ夢を見るなと言うような内容でした。オチはどうするのかといろいろ想像していたが、流石、団四郎師匠、夢を追いかける人生は駄目になりますよ!とオチをつけ会場の笑いを誘いました。

 創立80周年記念募金では、戸工会々員の皆様には大変なご無理を申し上げました。この場をお借りし厚く御礼申し上げます。おかげさまで体育館の緞帳(どんちょう)小倉組子でデコレーションされた演台等を寄贈することが出来ました。

平成30年11月12日
戸工会会長 新上健一

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